こんにちは！　ケンちゃんです！

今日は、先発医薬品と後発医薬品についてお話しするよ。

お薬にはドラッグストアや薬局などで、

お医者さんの処方箋無しで買える「一般用医薬品」と、

お医者さんの処方箋が必要な「医療用医薬品」があるんだ。

そして「医療用医薬品」の中でも「先発医薬品」と「後発医薬品」に分かれていて、

その２つのうち「後発医薬品」の事を「ジェネリック医薬品」とも呼ぶんだよ！

【先発医薬品と後発医薬品】

〇先発医薬品

いわゆる新薬のことだよ。先発医薬品は９年から１７年という、

とても長い研究期間と数百億円以上のすごい費用をかけて開発されるんだ。

そうして作られた新薬は、開発した製薬会社が特許の出願をすることができるんだよ。

特許権が与えられた製薬会社だけが、その特許期間、新薬の製造と販売ができるんだ。

〇後発医薬品（ジェネリック医薬品）

先発医薬品と同じ有効成分を使っていて、

品質、効き目、安全性が同等だと国から承認されたおくすりを後発医薬品というんだよ。

先発医薬品の特許期間が過ぎると、ほかの製薬会社も製造販売ができるようになるんだ。

先発医薬品に比べて、研究期間が短く開発費用が少ないから、低価格にできるんだね。

国民医療費と保険制度を考えて、国がジェネリック医薬品を進めている理由だよ。

【違いはあるの？】

後発医薬品は、有効成分以外で色や味、添加剤が先発医薬品と違うことがあるんだ。

こう聞くと、効果が違うんじゃないかって不安になる人もいるかもしれないけど、大丈夫。

飲みやすくするために味を変えたり、特許の関係で添加剤が違うこともあるけど、

おくすりの効き目や安全性に影響のない範囲と決められているんだ。

違う添加剤といっても、人体に薬理作用があったり、

有効成分の妨げになるようなものは認められないんだよ。

安全性が確認されたものだけが使えるんだね！

簡単にだけど先発医薬品と後発医薬品について、でした！

あと、疑問や不安なことがあったら薬局の薬剤師さんに聞いてみてね♪